2016/10/30 旅10日目です。

白山 御前峰~下山

高天ヶ原を通過。

高天ヶ原 カピバラさん

上から見ると室堂ビジターセンターでっかいなー。

室堂ビジターセンター

一気に室堂ビジターセンターへ到着。とても美しいものばかりを見せていただいて、感謝のあまり振り返って山に一礼して更に下ります。もちろん走ってます。日没ぅっ!日没がやってくるぅっ!!

白山 木道

でも、何度も振り返っちゃう。その度に感動する。美しすぎて。

黒ボコ岩の分岐からのパノラマ。赤みを帯びてきた日差しで景色がまた変わった。

白山 パノラマ

避難小屋手前で登ってくる方とすれ違った。これから登るの?と思ったけど、ほとんど荷物が無かったので小屋泊の人がちらっと上を見に行くところだったのかな?
避難小屋に到着。やばい完全に夕日だ。日没タイムが始まったあああ!鼻水も止まらないしティッシュもないよおおお!
ぶらーんぶらーんしてた鼻水をどう処理したのかは秘密。原始的な方法とだけw

でも夕暮れの景色が本当に綺麗で、たまにはこういうのもいいかとあまり焦らず。日没覚悟じゃないとこの景色は見れないんだもの。

白山 夕暮れ

白山 夕暮れ

誰もいないし暗くなってきたし寂しくなってきたので一人で喋りながら歩いてたらさっきすれ違った人が後ろにいた。小屋泊じゃなくてこの人トレランナーだ。どうしよう恥ずかしい。何事もなかったようにトレランナーに先を譲って、俺も走り出す。

別当分岐に到着したときにはもう闇直前。完全に闇になるとザックの中を探るのも難しくなるので今のうちにヘッデンを取り出して頭に装備。この暗さで走るのはもう無理だから足元を照らしながら歩くしかない。
それにしてもヘッデンで歩くなんていつぶりだろう。こんなにちゃんと使うのは富士山以来かもしれない。

おっと野生のカピバラさんが出てきたぞ!

白山 カピバラさん

久しぶりのヘッデンが楽しすぎて遊び始めるkyompi。そんなことしてたらトレッキングポールが滑落していった。

白山 トレッキングポール 滑落

いかんいかんと気を引き締めて真面目に歩いていると何やら物音が。熊鈴は破損していたのでiPhoneで音楽を流しながら歩いてたんだけど、熊が出てきても全然おかしくない状況。動きを停めて息を潜めて見回すと光が3つ。おや?と思って接近していったら夜間登山グループ。マジビビった・・・。

照らしてるところ以外は闇なせいか、流れていく景色が視界に入りづらく、全然進んでる気がしない。もちろん歩行速度が落ちてるのもあるんだけど、進んでる実感がいつもより少ない。登山口こんなに遠かったっけ・・・とひたすら歩き続けて登山口に到着!

白山 登山口

暑さも寒さもティッシュも池も景色も闇も全部ひっくるめて本当に大冒険だった。
たーのしかったー!
不安もあったけど、日常生活で得られないこの不安は生きてること実感するための必須要素だと思うんだよね。それも楽しかった。



下山後~

登山口から車までの舗装道路をヘッデンで照らしながら歩いてたら星がものすごく見えていることに気づいた。
街灯なんて無いし近くに街もない山奥だったから本当によく見える。
車に戻って星空撮影のためのデジカメのマニュアル設定をググり、何度か挑戦してみた。
初めての星空撮影の割には結構がんばれたと思うんだ!飛行機が乱入してきたけどw

白山 星空

白山 星空

白山 星空

撮影に満足して駐車場を出発。下山で寂しくなった心をまりもえおで暖めながら車を走らせてたらフクロウに遭遇。これは撮影に失敗。設定いじってる間に逃げちゃった。
そこからまた走り出したら対向車線で何かがハイビームに反射して光ったような気がして速度を落としてみたら・・・。反射でブレーキを踏んでしまったところ、一瞬こちらの様子を伺ったような動きをしてすぐに車に向けて凄い速度で接近してきた。こっちは突然の熊に頭真っ白というかパニックで、でもこんな旅の序盤に熊に車をやられたらここで旅が終わってしまう!と気づいて全力でアクセルを踏む。命よりも車が大事です。命があっても車がなきゃ旅ができないんだよ!!時速80kmまで加速して逃げ切った。もちろん写真を撮る余裕なんて全く無い。記念に一枚くらい撮りたかったけどw

熊のテリトリーに入っている以上、いつかどこかで熊に出会わないことは無いだろうとは思っていたけど、そして冷静な判断ができるだろうと思っていたけど、あんなにパニックになるものなのかと。ずっとまりもえおが流れてたけど全く話が頭に入ってこない。運転していても心臓がずっとバクバクしていて、このまま運転するのも危ういとこの日の出発地点である道の駅に寄ってしばらく頭を冷ました。車越しであの恐怖なら生身だったらもう殺られるしかないんじゃないか。っていうか日没後のあの下山は相当危険だったんじゃないか。星空撮影もそう。すぐ近くに熊がいた。逃げ切れる装備(車)であのタイミングで熊に出会えた俺は運が良かったと。

最後の最後まで色んな意味で楽しませてくれる山でした。死にはしないであろう死との絶妙な距離感なんてそうそう味わえないし、いい経験だった。しかしまさかこの経験がこの後の旅に尾を引くことになるとはこの当時は思ってもいなかったのでした・・・。

白山 コースタイム

距離: 14.16km
山行時間: 10時間15分
今回は諸事情で細かいタイムは記載しません。はい。

白山 コースタイム

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