21冊目「明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?(川上 徹也)」

最近目が覚めたらとりあえず何か読むのが習慣になりつつある。それかProgateやってるかな。Progateはとにかくゲーミフィケーションが上手で学習というよりはゲームをしている感覚に近い。これは楽しいぞ。まぁこんな生活もいつまで続くかわかりませんけどね。

何を思ったのかふとGoogle検索に「糞上司」と入れちゃったんですが、サジェストに「糞上司 殺したい」が出てきて世の中の被害者の皆様に同情してしまいました。大変ですね。

ちなみに殺したい以外はこんな感じでした。

糞上司

あらやだ、ギスギスしてますねぇ。

明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか? 川上 徹也

というわけで今回は2009年12月出版の「明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?」。当時話題になってたのでどんなもんかと買ってはみたものの読まずに7年以上経ったという・・・あるある。

会社がなくなってもというかもう無くなって久しいけど読んでみた。内容は会社員向けに書かれてはいるけど伝わる部分はあって、志を中心にそのストーリー化や自分を分解して見直す方法など。

一部自分で書き出すなどの作業が必要なので、簡単なテンプレートをdocファイルにまとめてみました。このファイルだけでもいくつか探しものは見つかると思うけど、補助的なものなので本書がないと細かいニュアンスが伝わらないです。

人生を振り返って書き出すところがあるんですが、学生時代の記憶はもうほぼ無いので無理。
欲望とエゴを書き出す部分は面白かった。kyompiさん物欲まみれだったwww そして意外なことにエゴが超少ない。何を意味するんだこれは。

ただ、自分の欲を見直せたのはよかった。こんなに欲しいものがあったのかと驚いて、やっぱり欲しいなって。欲がでるとやる気も出るもんだw

以下、きょんぴ的抜粋 気になったところ

会社にいるときには気づかないかもしれないが、辞めてからではできないこともいっぱいあるのだ。

そうなんだよねぇ。会社にいるときにしかできないこともあるけど、反面会社にいないからできることも。

せっかくの自分の強みを発揮せずに、誰でもできる仕事に追われてしまって、何も身につかないまま、年数だけが経過してしまっているケース。

会社はぶら下がってれば生活はできるからね。油断してるとそうなってしまいそうだけど、kyompiさんは幸運なことに色々新しいことをやらせてもらえたからそれは感謝してる。それはっていうか基本的には今までの会社にはみんなありがとうと思ってます。唯一本当にダメな上司以外。

これからの時代に求められている人材は、まわりの人々が共感できるようなメッセージを発信し、その行動を応援したくなるような人間だ。

不思議なことに自分のやる気よりも周囲の応援とか期待のほうが勝っていてやらざるを得ない状態なんですがそれは。

そして時間をかけてやっとたどり着いた、最大の差別化の方法が、「志」と「ストーリー」だったのだ。

ようはそれを受ける人に響いたり共感してもらえたりって要素だよね。

差別化の答えは、必ずその会社や経営者の中にあるのだ。それは個人であっても同じことだ。

気付いてるものもあるけど、他にもあるんだろうか。

誰もが行こうとしない場所に行くだけで、チャンスは格段に広がる。
他の大勢からは確実に抜け出せる。
色々なことを学習できる。
さあ、まわりがしていない仕事のスタイルを模索してみよう。

フリーランスはそういう場所だと思う。少なくとも会社員やってるときよりも金回りの経験はできる。というかせざるを得ない。知らないから知らないこともこれから先たくさんありそうで楽しみ。

インターネットはバーチャルで二次的な情報である。本当に価値のある情報に出会えるのは現場だ。それなのに、一般の会社員は、意外と現場に足を運びたがらない。

現場が大事なのは本当にそう。あまり現場に行きたがらないのもそう。まぁ面倒なんでしょう。特にIT系で仕事してるとディスプレイしか見ないし、意識の高い人はディスプレイの向こうに人間がいることを忘れないようにしようとするけど、それじゃ足りない。人間がいるのは当然で、その人の熱量を感じることが大切だと思う。ずっとオンラインでやり取りしていた方にリアルで会ったら熱量がぜんぜん違って驚いたことがある。現場ってやっぱり大事よ。

彼らがピンチからチャンスをつかめたのは、リスクをおかし、勇気を持ってボールを奪いに行ったからだ。

kyompiさんハイリスクハイリターンはあまり嫌いじゃない。リスクは投資。ハイになればなるほどレバレッジかかるし。失敗したらくたばればいいだけだと思ってるし、ビビって何もできないやつよか全然生きてるわ。

「無用の用」という言葉を知っているだろうか?
一見何の役にも立っていないように見えるものが、実は真に役に立つ働きをしているという意味で使われる言葉で、老子や荘子などいわゆる道教思想の根底をなす考え方のひとつだ。

まさかニッチな趣味でやってた経験が仕事のここに役立つのかみたいな経験は確かにしたことはある。いくら皆が死ねと思ってる糞上司でも必要悪としての仕事もあるわけだし。

自分自身のことをよく知るためには、まずあなたのことを商品に見立ててマーケティングしてみることから始めてみよう。

本書で実際に手を動かしてみて初めて気づいた部分もあったり。新しい視点を得られた気がするけど、まだ定着してないから習慣づけが必要だなぁ。

たとえば、個人のビジネスパーソンを評価する基準として、「キャリア」「スキル」「人脈」の3方向に分けてみる。

キャリア型のデキる社員は、行動力があり目立ち、わかりやすく成果を上げる。しかしよくよく分析すると、個人としてはそんなにスキルが高いわけではなく、抜けている部分は多い。

行動力はあるしそんなにスキルは高くないし抜けてる部分は多いけど、わかりづらい成果を上げるタイプがkyompiさん。

スキル型のデキる社員は、目立ちはしないが個人のスキルが優れている。だから仕事を任せると安心。ただし、面白みに欠ける部分があり価格競争に巻き込まれやすい。

「キャリア」「スキル」「人脈」の3方向だとこのスキル型が一番kyompiさんから遠いタイプな気が。

人脈型のデキる社員は、一見そんなにデキるように見えないかもしれない。でもどことなく憎めないキャラ等で、愛される。だから彼や彼女のためなら、みんな何かやってあげようという気持ちになる。

これだ。これkyompiさんだわ。自覚もあるけど実際に他人からこういう評価をいただいていたので間違いない。

山に向かって走っていって、そこは間違った場所だと気付いた時はどうすればいいのだろう。
簡単な話だ。もう一度、降りて登り直せばいい。

ここはちょっと同意できない。人生も山もやってることは一緒だなと思ってるけど、だとすれば、そもそも降りられない場合があるよね。熊に食われるかもしれないし、滑落死するかもしれないし、遭難するかもしれない。全然簡単な話じゃない。動いている時点で多かれ少なかれリスクは背負ってるんだし、降りられなかったら仕方ないなくらいの覚悟は常にしてますな。

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