新潟稲刈り本編 「kyompi氏、鎌を片手に稲と戯れる。」

今回の新潟での居候は稲刈りが目的であった。
しかしついた日からずーっと雨。雨ですよ雨。本当にずっと。
そして滞在4日目にしてようやく晴れ!突然晴れた!というわけで稲刈りだー!!!捻挫なんてキニシナーイ。

 

新潟 海谷

 

居候中で稲刈りとそれにまつわる作業は複数日体験させていただきました。

 

俺が5月に田植えしたのはコシヒカリ。コシヒカリは刈るには早かったのでそっちは刈ってません。タイミングが合わず残念。
今回実際に稲刈りさせていただいたのはコシイブキ!

 

ちなみに稲刈り初日は居候先の家主様(友達)はお仕事だったので、家主様の父上様と母上様との作業でございました。
父上様とは5月の田植えでお話したことがあったものの、母上様とちゃんとお話するのは初めて。しかも中継地点となる家主様いない。友達がいないのにその父上様と母上様と稲刈りとかこれはすごいメンツだぞと思いながら。我ながら不思議な構図です。緊張したーw

 

さて、準備万端!田んぼへ出発!
(田植え時にいただいた長靴を東京の家に忘れてきたので家主様よりお借りした。)
稲刈り 長靴

 

田んぼ到着
新潟 田んぼ

 

汗を大量にかくと予想してソルティライチ。箱買いしたソルティライチを家から持ってきておいたのだ!
(このブログはちょいちょいソルティライチ推しだけど、回し者じゃないよ! ソルティライチで検索して来る人も多いけどw)
新潟 稲刈り ソルティライチ

 

事前に電気柵があるから触らないようにねって言われてたんだけど、これがその設備らしい。
何やら昨年はイノシシに結構やられて設置したらしい。
(父上様これに触れちゃってバチッってきこえた。おちゃめw)
田んぼ 電気柵
田んぼ 電気柵

 

見て見て!美しいよ!!
新潟 田んぼ 稲刈り

 

更に近く。頭を垂れてるのがかわいいな・・・。
新潟 田んぼ 稲刈り

 

これが米なんだなぁ。この状態のものは初めて見た。
新潟 田んぼ 稲刈り

 

ここの田んぼは基本的にはコンバインで刈るんだけど、コンバインの形状的に刈り取り口が左側なのね。だから左回りで刈っていくんだけど、右端のはコンバインじゃ刈れない。ここは鎌で刈った。
鎌使うのなんて初めてで、母上様に使い方を教えてもらったのです。ざざざざっって力を入れ続けるんじゃなくて、ざっ!って瞬間に力を入れる感じ。引くときは斜め上へ。これがまた気持ちよくって、切れる切れるw
稲の束を左手で掴む→右手の鎌でざっ!もちろん素手なので左手泥まみれになるけど気にしない。むしろ楽しかったりw
新潟 田んぼ 稲刈り

 

端っこを鎌で刈ったあとはコンバインで刈る。
新潟 田んぼ 稲刈り コンバイン

 

が、雨が続いていたためにぬかるみがひどく、コンバインが入れる状態じゃないところも。そこは全部手で刈った。

 

刈った米はコンバインのタンクに入っていくんだけど、それを側面に設置した米袋に流し込んでその米袋を軽トラにひたすら運ぶ。
これがなかなかの重労働で、あれ一袋30kgくらいだったかな。かなり重いのです。ちなみに翌日は上半身筋肉痛。

 

刈る→米袋運ぶを続けていくと田んぼの稲の島がだんだん小さくなっていく。
新潟 田んぼ 稲刈り コンバイン

 

終了間際のモヒカン状態とか可愛すぎでしょ!!
新潟 田んぼ 稲刈り コンバイン モヒカン

 

ITと違って、目に見える進捗具合があるって達成感が半端ない。とても気持ちいい。

 

さて、田んぼを全部刈って終わりじゃないぞ。
大量の米袋を積んだ軽トラで移動して、乾燥機に米をぶち込む。これもやらせてもらったけど、もちろん重労働。

米袋を一つ一つ持ち上げて乾燥機に入れるんだもの。そりゃ大変だ。

新潟 稲刈り 乾燥機

乾燥機にぶち込んだあとは、乾燥させる米の量を見て乾燥具合などを計算してセット。

乾燥終了後、異物や未熟米を取り除いたりして、また米袋(たぶんここの米袋は出荷用?)に詰めて終了。

弾かれた未熟米たち
新潟 稲刈り 未熟米

登山に行くような格好をして田んぼに行ったんだけど、汗やちょっとした雨や泥でだいぶ汚れた。
でもこんな泥んこになることなんて本当に滅多にないから楽しくって。

 

数日間の稲刈りの中、家主様の弟くん、父上様と母上様ともよく話したなぁ。みんな色々教えてくれた。

稲刈りは予想以上にハードで、米ってこうやって作られてるんだなと。小さい頃からばあちゃんに米粒残したら目が潰れると仕込まれてきたから茶碗に米粒を残すようなことはしないけど、今まで以上にありがたみを感じたし、大切に思う。

 

田植えのときもそうだったけど、こんな貴重な機会を与えてくれた家主様、ありがとう。
娘の友人という父上様母上様から見れば完全に他人な俺を受け入れて稲刈りを体験させてくれたご両親様、ありがとう。
お礼は体で払った分で足りただろうか。

 

またやりたいな。

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