「ふふふ、山デート★」 山日記 vol.22 雲仙 妙見山~国見岳~普賢岳

2016/11/15 旅26日目です。

福岡市出発

5時45分、起床です! ちなみにあとから聞いた話では柿右衛門は5時半起き。俺より遅く寝たのに・・・><
前日に用意しておいた軽食を食べ、荷物を片付けて出発!
ちなみに洗濯物は大体乾きませんでした。登山ウェアは化繊なので乾いてたんだけど、綿系が全滅。濡れているものをスーツケースに入れるわけにもいかないので、袋に詰めて別でもってくことに。いいの!友人の前で着るものだけ乾いてればその日はなんとかなるもの!

柿右衛門宅へ迎えに行き、高速に乗って長崎県へ向かう。そうそう、この日の目的の山は雲仙岳の主峰普賢岳です。
福岡住まいの柿右衛門も行ったことがないと言っていたし、他の候補山は天気の予報が悪すぎてここに行くことになりました。(由布岳も登りたかったんだけどなぁ。)
ちなみにこの柿右衛門、オフラインで会うのがこの日で3回目なのでどういう服装で来るのか全くわからず、停車した車の中で「あ、きたかな?」と手を振ったら全くの別人で、その直後逆方向から現れるというとても恥ずかしいプレイ。たぶん見られてないと思うけど・・・(恥

食べてるときのひもじそう幸せそうな顔が素敵なこの柿右衛門、忙しすぎて昨晩から何も食べてないということで早く何か食べさせないと餓死しそう。でも市内は車が多く中々動きづらい。高速で車の台数が減ってきた頃に金立SAに寄って朝食の買い物。をしようとしたけどまさかの柿右衛門所持金200円。ATMも無くて「気の毒な子・・・(´・ω・`)」と思ったり。kyompiさんも鬼ではないのでちょいと貸しを。

各々朝食を買って再び走り出す。福岡市内近辺さえ抜けてしまえば平日だし高速もスムーズ。長崎県まで楽々ドライブです。
しかーし、諫早ICで高速を降りたんだけど、高速降りたらもう山の近くかなと思っていたらここもなかなか交通量が多いところで時間のロスが発生。通勤ラッシュの時間帯にひっかかっちまった。なんてこったい。山道に入っても遅い車に捕まってしまってちょっと時間がかかってしまった。

今回のルートは時間やその他の状況を見て若干削れるようにはしておいたので問題なし。ふふ、珍しく今回はバッチリ下調べしてますからね!
しかし目的地に近づくに連れ濃いガスがあったりなかったりでだんだん不安に。

雲仙ロープウェイ~妙見山

雲仙ロープウェイの駐車場に到着。登山者はここに停めるのは避けて欲しいみたいだったけど平日だったのでそのまま停車。

しかし濃いガスで薄暗い。

雲仙岳

これを登るかどうかってところでちょいと悩んで登山続行。昼過ぎには晴れる予定でしたし。
予想外の渋滞などでスタートが若干遅くなってしまったのでロープウェイで一気に上がってしまうことに。歩いて登るつもりだったんだけどなー。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

カラフル柿右衛門。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

ロープウェイからの景色はほぼなし。ただただ白かった・・・。
ロープウェイを降りたら妙見山山頂。縦走予定だった一つ目の山頂まで着てしまったぜ。早い。

雲仙岳 妙見山

妙見山~国見岳

そこからゆっくり国見岳を目指す。柿右衛門は一年ぶりの登山だったので無理なく登れるように。

雲仙岳

妙見神社を通過。

雲仙岳 妙見神社

横を見るとそこには素敵な展望が。ない。灰色。灰色一色。

雲仙岳

道も細く、濡れた笹が体にあたる。

雲仙岳

国見岳山頂近く。濡れた岩肌が滑る・・・。っていうかガス濃すぎ。

雲仙岳

急なところも多く、鎖があっても慎重に慎重に。

雲仙岳 国見岳

国見岳山頂到着。ガス晴れませんでした。なんてこったい/(^o^)\

雲仙岳 国見岳

山頂のでかい岩に金属の杭が刺さっててそれに錠がついてたんだけどこれは何だろう? 何かが・・・封印されている・・・!

雲仙岳 国見岳

国見岳~普賢岳

山頂にいた先行者が国見岳でガスが晴れるのを待っていたけど、聞いてみたらしばらく晴れていないとのこと。見送ってもらって次の目的地の普賢岳へ出発。
たまに明るくなってきたりして二人で「晴れそう晴れそう!」とか行ってたけど全部フェイントw

鬼人谷口を通過。

雲仙岳 普賢岳 鬼人谷

すぐそばの紅葉茶屋を通過。

雲仙岳 普賢岳 紅葉茶屋

濃いガスの中、緑色の苔に薄っすら濡れた赤い紅葉。画になりますなぁ。

雲仙岳 普賢岳

あ、あれ! カピバラさんじゃないですか! 擬体スキル上がったんじゃないですか!

雲仙岳 普賢岳

岩々ゾーンを抜けて・・・

雲仙岳 普賢岳

普賢神社お賽銭口って書いてある何か。

雲仙岳 普賢岳 普賢神社 お賽銭口

普賢岳山頂到着! 風が強すぎて押さえてないとたぶん飛ぶレベル。ガスもすごい勢いで抜けていく。

雲仙岳 普賢岳

山頂は気温的には耐えられないほど寒くはないんだけど、とにかく風が強くて体感温度がかなり低かったはず。外人さん普通に半袖で飯食っててマジかよと悔しがる道産子kyompi。負けた。悔しい。

雲仙岳 普賢岳

山頂で昼食を取っていた方に写真を撮ってもらって、休憩にするには山頂は風が強すぎるのでちょっと下ってさっきのお賽銭口のところで休憩。やっぱり食べてるときの柿右衛門を見ていると面白い。こんなに真剣な表情でmgmgする人って珍しいと思うの。鬼気迫るというか。さすがに写真は晒せないけど。

風もあり日も当たらずに想定以上の寒さだったけど、インスタントコーヒーを持ってきていたのでそれであたたまり。柿右衛門は足が疲労気味だったのでもうちょいまったり。ソロで登ってるとこんなに山でまったりすることはなかなかなくって、これはこれで楽しかった。

普賢岳~下山

休憩を終えて下山を開始。

もともとは普賢岳を周回ルートで回ろうと思ってて、でも天気が微妙だから先に普賢岳行ってから回るかどうか決めようかって話をしていたんだけど、ルートの一部がまさかの一方通行で周回ができない。できるっちゃできるんだけどかなり戻らなきゃならない。うわー事前調査で気づかんかった。この天気で長居はしたくはなかったので周回ルートは諦めて、でも行ける距離に西の風穴があったからそれを見に行くことに。
ガスで濡れた岩がよく滑るので注意深く歩く。ガスっていうか小雨に近いレベルだったので二人とも髪濡れてたり。レインウェア出すほどではないんだけど・・・。

西の風穴に到着。

雲仙岳 西の風穴

雲仙岳 西の風穴

西の風穴は溶岩洞窟で、マグマが冷えて小さくなる際にできた割れ目。入り口は人の手が入ってるけど。
夏でも洞窟内の温度は4度!

さて、下山はどうしようかなと。当初の予定では歩いて下るつもりだったんだけど時間や状況見ても歩くという選択肢はちょっと厳しいかなとロープウェイで下ることに。

歩きながら時折陽が差してきたりなんかして、でも二人はもう散々騙されてますからね。どうせ晴れないでしょと言いながら本当に晴れない。ふふ、俺達はもう騙されないぜ。

妙見神社に到着する頃には柿右衛門の生気もどんどん薄れて・・・ほぼ幽霊のように。うそ。ガスが濃く。

雲仙岳 妙見神社

ロープウェイに到着してチケットを購入し、ロープウェイ乗り場で待ってたら・・・晴れた。晴れやがった。なんてこったい/(^o^)\
係員のお兄さんにもうチケット渡してたけど晴れてきたので見てきてもいいですかと、ロープウェイから離れて展望台へ。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

全部が晴れたってわけじゃないけど、ガスの合間から紅葉がとても綺麗に見えたのでした。

ロープウェイからも。奥に平成新山も見えてるね。その名の通りまだ若い山。猛々しい。ガスってなかったらもっと見えたんだろうな。悔しい。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ 平成新山

そして登っていた山も見えてきた。こんな形をしていたのかと。ガスが濃くて山の形が一切見えてなかったからねw そもそもそこに山が会ったのかとかw

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

ロープウェイ発着場から改めて平成新山を。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ 平成新山

夕日に照らされる柿右衛門。

雲仙岳 雲仙ロープウェイ

駐車場に隣接されているショップでぜんざいをいただいた。エネルギー回復!

仁田峠 ぜんざい

車に戻って温泉へ移動しようとしたところ、きれいな夕日が!

仁田峠 夕日

あらやだ女の子と一緒にこんな夕日だなんてロマンチック★

仁田峠 夕日

仁田峠 夕日

とても素敵な夕焼けで、島根県の宍道湖思い出しちゃったな。宍道湖もまた行きたいなー。

たまたま近くを歩いていた人と話しながら登るってのはたまにあったけど、友人と一緒に山を登るなんて久しぶりだったのでとっても楽しかった! 先週福岡に来た日に一緒に呑んだけど、会って話したことがほとんどなかったってのもあって喋り足らず。たのしーw

さ、次は温泉です。続く!

 

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