「文三郎尾根やばい」山日記 vol.25-1 八ヶ岳連峰主峰 赤岳~横岳~硫黄岳 縦走

2019年9月14日、八ヶ岳連峰の赤岳~横岳~硫黄岳を縦走してきました。もちろん日帰りです。死ぬかと思った。

ちなみに↑の「死ぬかと思った」はkyompiさんが昔ハマってた書籍です。上京したばかりで辛かった時代にたくさん笑わせてもらったなぁ。懐かしい。

・・・よし、山の話をしよう。

最近は毎回ヤマレコで山行計画を作っているので、キャプチャーを。これでざっくり経路斜度距離感はわかりますよね。

地図、標高グラフ

八ヶ岳連峰 赤岳~横岳~硫黄岳 縦走 地図 標高グラフ

詳しくはヤマレコへどうぞ。

やまのこ村の駐車場に到着

7時頃にはやまのこ村の駐車場に到着。すでに多くの車でほとんど埋まっていましたがギリギリ停められました。危なかった。

このやまのこ村への山路は悪路だと事前に調べていましたが、愛車であるアウトバックくらいの車高なら大丈夫でしょと思っていたのです。いやぁ、遥かに予想を上回っておりました。

道は狭くてぼっこぼこ。凸凹っていうか穴。歩いて山路を登っていく登山者も多く、運転自体がかなり難しいです。横幅が広い、または車高の低い車は絶対に入らないほうがいいです。一度入ったら後悔しても引き返す道は存在しません。

そんなわけでアウトバックのフロントバンパーにダメージくらいました。ごめんよ・・・。

今回は美濃戸登山口から入山するわけですが、やまのこ村の駐車場から少し進むとまた駐車場があります。でもここは美濃戸山荘宿泊者専用駐車場なのでちゃんと手前のやまのこ村に停めましょう。と言っても歩いて4分くらいなので誤差の範囲内です。

美濃戸登山口

7時46分、さっそく登山口に移動して登山開始です。

八ヶ岳連峰 赤岳 美濃戸登山口

ちなみにさっき言ってた美濃戸山荘の駐車場はこの看板の奥に見えているところです。

ここから進んですぐのところで早速トリカブト。ここだけではなく登山道でいろいろなところに咲いていました。

八ヶ岳連峰 赤岳 トリカブト

トリカブトの毒は根に含まれるアコニチン。ググればわかりますが、一般人でも抽出は可能です。必要な薬品は頑張れば手に入る程度の難易度っぽいですよ。やったことはないのでわかりませんが。

美濃戸山荘前を通過。

八ヶ岳 美濃戸登山荘

木陰で岩も少なく歩いていて気持ちいい道。

八ヶ岳連峰 美濃戸登山口

おおお、でっかい岩!

八ヶ岳連峰 赤岳

なんとか神って書いてるけどパッと見読めないぞ。

八ヶ岳連峰 赤岳

やはりここはなにか祀ってる感。

八ヶ岳連峰 赤岳

この辺ですね。

八ヶ岳連峰 赤岳

先程の祀ってる感から歩いて30分ほど。しばらく緩やかで楽しい。

八ヶ岳連峰 赤岳

八ヶ岳連峰 赤岳

さっきのところから歩いて4分くらい。世界がガラッと変わった。緑のモサモサかわいい。

八ヶ岳連峰 赤岳

きのこ!!

八ヶ岳連峰 赤岳 ムラサキシメジ

きのこ先生によるとムラサキシメジかも? フランスでは高級食材、日本では煮る・茹でる系で食べられていたらしい。 肉厚で美味しそう!

またまたきのこ!!

八ヶ岳連峰 赤岳 ニセシロハツ

きのこ先生によるとニセシロハツかも? ニセシロハツとシロハツモドキは同じものだろうか。シロハツは食用OKだけどこれは毒キノコ。

緑モサモサを抜けるとパーっと開けた!

八ヶ岳連峰 赤岳

10分もしないうちに行者小屋へ到着。

八ヶ岳連峰 赤岳 行者小屋

ここは幕営地だったのね。テントたくさん。

八ヶ岳連峰 赤岳 行者小屋 テント

休憩することもなくタタターっと通過。赤岳方面へ。

八ヶ岳連峰 赤岳 行者小屋

きのこ!! これはラッパタケ! 覚えた!

八ヶ岳連峰 赤岳 ラッパタケ

そしてついに阿弥陀岳分岐へ到着。ここからが今回の参考で一番きつかった文三郎尾根。マジできつかった。この後しばらくきついしか言わない。マジで。マジできつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 阿弥陀岳分岐

わぁーマムートのロゴだ! と喜ぶkyompiさん。分岐からすぐだったのでまだ余裕があったのでした。この先を思い出すとマジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 マムート

写真だと伝わりづらいけど結構急登。マジきついこの階段。これを延々と登ったのですよ。マジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根

でも景色は最高だった。空の青がとても素敵だった。マジできつかったけど。ひぃひぃしてたけど。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根

文三郎尾根に入って40分くらいで少し休めるところがあったのでそこで休憩。ひたすら急登で酸欠。あまりのきつさにkyompiさん笑ってましたからね。笑いながらハァハァしながら登ってましたからね。フラフラしてしまったので長めに休憩。マジきつい。でもそこからの景色はさっきよりも素敵だった。でもマジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根 急登

はい、また急登。回復した体力がすごい勢いで削られる。マジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根 急登

なんか横から声が聞こえたなと思って左を向くと崖に人が。クライミングの方だろうか。マジカッコイイ。見づらいけど真ん中に人がおりましてよ。

八ヶ岳連峰 赤岳 クライミング

前を見る。はい、急登。マジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根 急登

もう少しで文三郎尾根ともおさらば・・・と思って右を向くと阿弥陀岳方面の尾根。なにこれ素敵! マジきつい。

八ヶ岳連峰 赤岳 文三郎尾根 阿弥陀岳 稜線

文三郎尾根終了。マジきつい。分岐からここまでコースタイム1時間になってるけどkyompiさんは1時間10分。いやきついわ。

八ヶ岳連峰 赤岳 阿弥陀岳 分岐

さっきよりも高い位置からの阿弥陀岳方面。この稜線歩いたら絶対楽しいけど今回行くのは残念ながら逆方向。残念。

八ヶ岳連峰 赤岳 阿弥陀岳 稜線

kyompiさんが向かうのはこっち、赤岳方面です。oh、岩だよkyompiさん今瀕死だよ!

八ヶ岳連峰 赤岳

八ヶ岳連峰 赤岳

赤岳に向かって右を見ると山の奥に雲、その奥に山というなにこれ素敵。

八ヶ岳連峰 赤岳

あれはなんて山田! AR山ナビさん! しかし山が重なりすぎてわからない! 地図見ればわかるけど残念ながら先を急ぐ身でございます。

八ヶ岳連峰 赤岳

よし登ろう。山っていうか岩を。赤岳頂上はこっち!

八ヶ岳連峰 赤岳

岩の陰にかわいいオレンジ。やだかわいい。たぶんイワベンケイ。

八ヶ岳連峰 赤岳 イワベンケイ

長くなったので続きは次回の記事で。

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