2019年9月14日、八ヶ岳連峰の赤岳~横岳~硫黄岳を縦走してきました。もちろん日帰りです。死ぬかと思った。
ちなみに↑の「死ぬかと思った」はkyompiさんが昔ハマってた書籍です。上京したばかりで辛かった時代にたくさん笑わせてもらったなぁ。懐かしい。
・・・よし、山の話をしよう。
最近は毎回ヤマレコで山行計画を作っているので、キャプチャーを。これでざっくり経路斜度距離感はわかりますよね。
地図、標高グラフ
詳しくはヤマレコへどうぞ。
やまのこ村の駐車場に到着
7時頃にはやまのこ村の駐車場に到着。すでに多くの車でほとんど埋まっていましたがギリギリ停められました。危なかった。
このやまのこ村への山路は悪路だと事前に調べていましたが、愛車であるアウトバックくらいの車高なら大丈夫でしょと思っていたのです。いやぁ、遥かに予想を上回っておりました。
道は狭くてぼっこぼこ。凸凹っていうか穴。歩いて山路を登っていく登山者も多く、運転自体がかなり難しいです。横幅が広い、または車高の低い車は絶対に入らないほうがいいです。一度入ったら後悔しても引き返す道は存在しません。
そんなわけでアウトバックのフロントバンパーにダメージくらいました。ごめんよ・・・。
今回は美濃戸登山口から入山するわけですが、やまのこ村の駐車場から少し進むとまた駐車場があります。でもここは美濃戸山荘宿泊者専用駐車場なのでちゃんと手前のやまのこ村に停めましょう。と言っても歩いて4分くらいなので誤差の範囲内です。
美濃戸登山口
7時46分、さっそく登山口に移動して登山開始です。
ちなみにさっき言ってた美濃戸山荘の駐車場はこの看板の奥に見えているところです。
ここから進んですぐのところで早速トリカブト。ここだけではなく登山道でいろいろなところに咲いていました。
トリカブトの毒は根に含まれるアコニチン。ググればわかりますが、一般人でも抽出は可能です。必要な薬品は頑張れば手に入る程度の難易度っぽいですよ。やったことはないのでわかりませんが。
美濃戸山荘前を通過。
木陰で岩も少なく歩いていて気持ちいい道。
おおお、でっかい岩!
なんとか神って書いてるけどパッと見読めないぞ。
やはりここはなにか祀ってる感。
この辺ですね。
先程の祀ってる感から歩いて30分ほど。しばらく緩やかで楽しい。
さっきのところから歩いて4分くらい。世界がガラッと変わった。緑のモサモサかわいい。
きのこ!!
きのこ先生によるとムラサキシメジかも? フランスでは高級食材、日本では煮る・茹でる系で食べられていたらしい。 肉厚で美味しそう!
またまたきのこ!!
きのこ先生によるとニセシロハツかも? ニセシロハツとシロハツモドキは同じものだろうか。シロハツは食用OKだけどこれは毒キノコ。
緑モサモサを抜けるとパーっと開けた!
10分もしないうちに行者小屋へ到着。
ここは幕営地だったのね。テントたくさん。
休憩することもなくタタターっと通過。赤岳方面へ。
きのこ!! これはラッパタケ! 覚えた!
そしてついに阿弥陀岳分岐へ到着。ここからが今回の参考で一番きつかった文三郎尾根。マジできつかった。この後しばらくきついしか言わない。マジで。マジできつい。
わぁーマムートのロゴだ! と喜ぶkyompiさん。分岐からすぐだったのでまだ余裕があったのでした。この先を思い出すとマジきつい。
写真だと伝わりづらいけど結構急登。マジきついこの階段。これを延々と登ったのですよ。マジきつい。
でも景色は最高だった。空の青がとても素敵だった。マジできつかったけど。ひぃひぃしてたけど。
文三郎尾根に入って40分くらいで少し休めるところがあったのでそこで休憩。ひたすら急登で酸欠。あまりのきつさにkyompiさん笑ってましたからね。笑いながらハァハァしながら登ってましたからね。フラフラしてしまったので長めに休憩。マジきつい。でもそこからの景色はさっきよりも素敵だった。でもマジきつい。
はい、また急登。回復した体力がすごい勢いで削られる。マジきつい。
なんか横から声が聞こえたなと思って左を向くと崖に人が。クライミングの方だろうか。マジカッコイイ。見づらいけど真ん中に人がおりましてよ。
前を見る。はい、急登。マジきつい。
もう少しで文三郎尾根ともおさらば・・・と思って右を向くと阿弥陀岳方面の尾根。なにこれ素敵! マジきつい。
文三郎尾根終了。マジきつい。分岐からここまでコースタイム1時間になってるけどkyompiさんは1時間10分。いやきついわ。
さっきよりも高い位置からの阿弥陀岳方面。この稜線歩いたら絶対楽しいけど今回行くのは残念ながら逆方向。残念。
kyompiさんが向かうのはこっち、赤岳方面です。oh、岩だよkyompiさん今瀕死だよ!
赤岳に向かって右を見ると山の奥に雲、その奥に山というなにこれ素敵。
あれはなんて山田! AR山ナビさん! しかし山が重なりすぎてわからない! 地図見ればわかるけど残念ながら先を急ぐ身でございます。
よし登ろう。山っていうか岩を。赤岳頂上はこっち!
岩の陰にかわいいオレンジ。やだかわいい。たぶんイワベンケイ。
長くなったので続きは次回の記事で。