2016/11/08 旅19日目です。旅は約40日間だったので日数的にはここらへんが折り返し。っていうかここまでゆっくりしすぎたから後半色々飛ばすことに・・・。
松江プラザホテル別館で起床。前日の弥山登山で昼ごはんを消費しなかったのでこれを朝食に。
チェックアウト10時に迫っているのに乾いていない洗濯物。そりゃそうだ。化繊はともかくノーマル衣服がこんな短時間で乾くはずがない。それもこれもすべて乾燥機をおいていないこのホテルのせいである。まぁいいやもうこないし。
仕方がないのでチェックアウトギリギリまでドライヤーを当てて、それでも乾いていないものは車内で干したのでした。
仁摩サンドミュージアム
この日は10年前からずっといつか行きたいと思っていた仁摩サンドミュージアムに行きます。
今から10年ほど前のまだ地元の函館で働いていた頃ですね。
職場と家が車で3分くらいの距離だったんです。だから昼休みは家に帰って昼食を食べてたんだけど、この時に見ていたのが昼ドラの「砂時計」。
kyompiが島根県に来たこと無いくせに島根県が大好きなのはこのドラマのせい。景色がとても美しくて。
砂時計は島根県で撮影されていて、その聖地の一つが仁摩サンドミュージアムなのです。ずっといつか必ず行こうと思ってました。とはいえ上京して物理的な距離は近くはなったけど簡単に行ける距離ではなく。この旅を始めるときにまずここに行くことを決めました。行きたいと思ってから10年目、旅を始めてから19日目、ようやくです。
そんなめでたい日なのに、雨。まぁいいや基本車から降りないし。
出雲市を通過中にゼビオがあったので寄り道。いつも使っていたコンプレッションタイツが見当たらず、どうやら自宅に戻ったときに置いてきたらしい。しかし体の回復を待つ間もなく連続で山を登るのでなるべく足への負担は減らしたい。ということで買っちゃった。
CW-Xでいいかなと思ったけど高かったので安めのXTSコンプレッションタイツをチョイス。どんどん西に向かってるので気温は上昇していくし、保温性はいらない。夏も使えるなるべく薄いやつを購入。
買い物を終えて経路に復帰。
仁摩サンドミュージアムに到着!しかし思ったより遠かった。ホテルから約80km。
駐車場からサンドミュージアムへの経路上にふれあい交流館なるものがあったので入ってみたら、ここはお土産屋ですね。
作中で杏が持ってた砂時計だ!!!
これが無いわけがないと思ってたので来る前から買う気満々です。でも今買うと荷物になるのであとで。
大悟のストラップもあった。
聖地マップ
鳴き砂。ガラスの棒で砂をこすったらキュッキュッって。不思議な音。
テラ(永遠)の橋。ちゃんと1人で渡りました。
ふれあい交流館をあとにして本命の仁摩サンドミュージアムへ向かう。
もう少しするともっと色づきそうね。
右に曲がる!dkdk。
きたー!!!!
早速目玉から。これが作中で何度も登場した世界最大の砂時計。全て砂が落ちる期間は1年です。
やっと見れた・・・。10年の念願が叶いました。10年分の思いのせいか、本当に涙が出ちゃって。感動とはまた違う感じ。不思議。
この大きさの砂時計を作るのは相当難航したようで、砂の粒子の形状によって落ちる時間が違ったり、湿度の影響や巨大な容器制作の話なども展示されていました。
このフロアに観想ノートがあったので11月8日の日付でkyompiも記入させていただきました。
一年計砂時計の他にも様々なサイズの砂時計が展示されています。
これは一年計砂時計の試作品の十日計砂時計。
砂時計特設コーナー!
映画版砂時計の主題歌、いきものがかりの「帰りたくなったよ」がかかっていたりでそこでまた泣けてくる。もうずっと涙目だった。変なのw
そうそう、砂時計はテレビドラマ化のあとに映画化されていて、映画版はこちら。
映画版よりはテレビドラマ版のほうが好きですけどね。映画版の夏帆かわいいけど。松下奈緒がどうも苦手で・・・。
館内には世界や国内の様々な砂の展示がしてあって、鳴き砂マップもありました。
鳴き砂が現存する場所は国内では環境破壊などでほとんど残っていないけど、kyompiが知っていたのは北海道室蘭のイタンキ浜。専門学校が登別だったので、よく室蘭に遊びに行くことがあって知ってたのです。その砂も展示されてました。地元というほどではないけど、北海道のあの浜の砂が島根にあるってのもなんだか不思議な感じ。
砂漠のバラ。なんだこれ凄い!
サンドミュージアムを満喫したあとはサイドふれあい交流館へ。
砂時計購入!
うあああうれしいいい!!!これ、家宝にするんだ・・・!大事に東京まで持っていくんだ!旅中に壊さないように気をつけるんだ・・・。
この旅最大の目的地仁摩サンドミュージアム。正直満足しすぎてもう東京に帰ってもいいかなって思った。ありがとう。
この旅で色んな場所の見たいものを見て、登りたい山を登って、地元の人ともお喋りできて、ずっと見たかった砂時計も見れて、ああ、俺の未練のようなものがどんどん無くなっていくなーと。自分が薄くなっていく感じ?危うい。どうでもいいけど。
遊食 空海
この日の朝食は先に書いたとおり登山の残りのご飯、昼飯は店探すのが面倒だったというか停滞してる時間がもったいなかったので登山時の行動食としてナルゲンボトルにいれておいたフルーツグラノーラをmgmg。
そういえば今日まともな飯食ってないぞと晩飯はラーメン屋の空海に。またじゃないですよ。たぶん数日食べてない。うん。
どうやらここは有名店らしい。
空海ラーメンと炒飯のセット。チャーハンが美味しかったなぁ。
道の駅 駅ゆうひパーク浜田
腹が膨れたのでそろそろ九州に向かいますかと数十キロ車を走らせたけど、ガッツリ進むはずが眠すぎて限界。というわけで最寄り道の駅で寝ることに。