1冊目「千円札は拾うな。(安田佳生)」

最近はなかなか本を読まなくなったけど、何年か前までは結構読んでた。全部iPhoneが悪い!俺から読書時間を奪っていったw
その頃の名残で数年積まさってる大量の本たちと、読み終えた本たちがいて、ちょうど不要な荷物を減らそうと思っていたのでこの機会に全て読みなおすことにした。
読み終えたものには大抵ドッグイヤーがついていて、その時大事だなと思ったところなんだけど、今読むとそうでも無かったり、ドッグイヤーがついていないところのほうが響いてきたり、当時よりも色々な経験を積んで変わってきたんだなと実感してみたり。

 

んで手始めに薄い本からと思って見えるところにあった安田佳生さんの「千円札は拾うな。」を読みなおしてみた。

株式会社ワイキューブの代表だった方の著書だけど、このあとワイキューブは潰れてます。が、たぶん人生上での一つのイベント程度って感じじゃないのかなと読み終わって思いましたとさ。

今後読書エントリをポツポツ書いていくけど、書評とか言うもんじゃないです。俺が数日後、数年後に見返すためのただの感想とメモです。

抜粋の内容は画面を見ずに書籍を見てタッチタイプしてるものなので表記ゆれとか変換ミスとかありそうだけど気にしません。ブログ書くならそういう気楽さも大切なんだとここ数年間で覚えました。という言い訳。

「千円札は拾うな。」よりポイント抜粋。

「忙しくて休めない」「仕事時間は減らせない」という人は、私に言わせれば仕事の量に対して仕事時間が中途半端に足りないのがいけない。
中途半端に足りないと、人は「休日出勤すればなんとかなる」と思ってしまう。そして実際に、休日出勤でなんとかなってしまう。これがいけないのだ。

ああ・・・これは痛い本当に耳が痛い。

頑張ってもどうにもならないとわかると、人はがむしゃらに頑張るのをやめ「頭を使う」ようになる。
本来は、人はだれでも必ず成長することができる。成長できないとしたら、それは今まで積み上げてきた「自分」を捨てることができないのだ。
毎朝全社員で掃除をするという中小企業は少なくないが、社員に掃除をさせている社長は、掃除が貴重な労働時間を奪っているということに気づいていないのだろうか。

あったあったこんな会社。愚かな社長だなとは思ってました。

ビジネスは、頑張って努力して百メートルを九.五秒で走るより、全く別の方法で百メートルを五秒で移動したものが勝つ世界なのだ。
我が社でも、一年間同じサービスを受けて、すごくよかったと行ってくれる人と、全然良くなかったという人がかならずいる。この「よくなかった」と言うお客さんが事前にわかり、こちらから断ってしまうことができれば、残りは満足してくれるお客様だけになる。
そうなれば、当然、顧客満足度も上がるし評判も良くなる。さらにはその評判を聞いた新しいお客様が増えてくというわけだ。
世の中にはさまざまなノウハウがあるが、ノウハウというのはブランドがないと売れないということに気づいていない人が多い。
雑誌や新聞から取材され、生地なることが、そのままブランド構築につながっている。
変化をどのぐらい自分の生活に取り入れていけるかは、個人差がとても大きい。十年一日のごとく変化しない人もいれば、めまぐるしいほどに変化し続ける人もいる。では何がその違いを生んでいるのだろう。私は「捨てられるものの量の違い」だと思う。なぜなら変化するということは、それまで持っていたものを捨て、新しい物を受け入れるということだからだ。
つまり「捨てられるものの量」がその人の「変化値」をきめている

それで言うと俺は変化値高いほうなのかなー。現状に満足できないのは今やっている何かの集合のせいなので、いつも次は何を捨てようか考えてる。
そして、ちょうど今大きなものを一気に捨てようとしてるところだった。今この本を読んだのは運命的なタイミングを感じるよね。
良くも悪くも、近い未来で大きな変化が訪れるのはもう確定してる。

新しい物を取り入れていく時絶対に必要なのが、今までのものを一度「捨てる」ということである。多くの人は、新しい物を取り入れるということは、プラスアルファだと思っている。しかし現実にはプラスアルファで、新しい物を持つことはできない。いま持っているものをすてて初めて、新しい物を持つことができるのだ。
決断というのは、「やる決断」より「やめる決断」のほうが難しい。それは、現状を変えることに対する恐怖があるからだ。

そうねぇ。怖い。でも今思うのは、自分を追い込んだときに自分がどう動くかということへの興味が勝ってる気がする。

この「捨てる」ということについて、いろいろなものを捨ててきた経験からひとつだけアドバイスができるとすれば、そのときはとても大事だと思ったものでも、手放ししてみると意外と「あんなものを大事にしていたのか」と思うことのほうが多いということだろう。

これは本当にそう。人は忘れるし慣れる動物なので捨てられない本当に大事なものって実はそんなに多くはないと思う。

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